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業の深い仕事?(1) |
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2012年12月18日
~取り組みの結果~
みなさん、初めまして。
中部飼料株式会社 本社工場養牛課の田内遊といいます。
今回は松本大策先生のHPの貴重なスペースをお借りしまして、最近感じたこと、一営業マンとしての想いなんかを書かせていただこうと思います。
そう思い立ったのは、仕事を始めてからおよそ初めてであっただろうと思われる出来事というか感覚を得たからです。
先日、当社の配合飼料を食べて育った牛を食べる機会がありました。
今までも何度かそういう機会はあったんですが、今回はちょっと今までと違う感覚を味わいました。
恥ずかしながら、初めて、農場にいた牛と目の前にステーキとなった牛がリンクしたんです。
このお客様は、僕が通い出した頃は、他メーカーの製品しか使っていなくて、当社の配合飼料はゼロでした。
話し込みをしていき、一部の牛で使っていただけることになり、1ヶ月に1回か2ヶ月に1回くらいのペースで農場訪問をしながら、配合飼料の量、稲ワラの量や切り替えのタイミング等、多少なりとも提案させていただき、より良い牛ができるように取り組ませていただきました。
その牛がついに出荷され始め、先日の共励会でA-5 BMS10番で595kgという結果の枝肉で、日本食肉市場卸売協会会長賞を獲得することができたんです。
とても嬉しかったですね。

(つづく)
中部飼料株式会社 本社工場 養牛課
田内 遊
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