2012年9月27日 発表の仕方で小生がびっくりしたものに、なんとスライドを一切使わないという荒業がありました。一応小生が確認できたのは一人の方だけだったので、この方法はやはりまれな例だと思います。最初はスライドの故障か何かで写らないかもしくはスライドのデータを忘れたかなくしたかしたのかと思っていましたが、このスライドを使わないのが私の流儀だとおっしゃっていました。まあ、確かに必ずスライドを必ず使うようにとは書いてなかったような気もするのですが薄暗い会場の中で真っ暗のスクリーンに向かってみんなが座っておじさんのお話を聞くという何とも奇妙奇天烈な雰囲気が会場全体に漂っていました。ある意味印象に残っているので成功と言えば成功なのかもしれませんが、内容は一切覚えていません。何とも言えない違和感、これが小生の率直な感想でした。また、文章で表現するのは非常に難しいのですが、スライドの形式も新しいものが出てきています。普通は一枚一枚スライドが表れてそこに文字や写真があり、説明していくという方法が一般的だと思うのですが、最新式のものは一枚の画面にすべてのスライド内容が入っており、それがズームイン、ズームアウトしながらぐるぐる回って話が進んでいくという不思議な発表になります。結構面白いので近い将来日本でも見られるのではと思っています。 (続く) 前の記事 第295話: リスボン放浪記 その15 | 次の記事 第297話: リスボン放浪記 その17 |