2012年8月30日 さて今回紹介しますのは「Feedlot Health Management Services」というアメリカの家畜病院のCalvin Booker氏のお話しです。とにかくこのおじさん、ただならぬオーラがでています。最初にびっくり仰天したのがこの病院のみている牛さんの頭数です。さすがフィードロットというだけあります、なんと全部で200万頭の牛さんをみています。おいおい冗談はよしてくれという感じですね。日本の黒毛和牛のすべての頭数が約180万頭(H23)ですよ。日本より多いじゃねーか!!一体全体1つの病院で何頭みてんのよ!!という感じです。牧場はアメリカ、カナダ、メキシコにぽつぽつと点在していました。しかしこの点在している牧場がでかい。フィードロットがでかいのは知っていましたが写真で見たフィードロットの大きさにびっくりです。一農場あたりの頭数は具体的にはわかりませんが、半端じゃないことは間違いなさそうです。とにかく一度実物を見てみたいと思いました。おまけにこの病院、牛肉の海外への販売促進などを政府に働きかけるなどかなり気合が入っています。おっそろしいほどの大規模肥育農場です。元気もいいです。馬力があります。スケールも桁違いです。「なにくそ!!!!」と思いましたが、彼らにとっては小生など「はなくそ!!!!」という感じでしょう。とにもかくにも我々はもう一度「孫子の兵法書」を熟読する必要がありそうです。 (続く) 前の記事 第291話: リスボン放浪記 その11 | 次の記事 第293話: リスボン放浪記 その13 |