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(番外編)雑観 |
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2012年8月6日
名前は書けないのですが、また一つ優秀な畜産資材が消えてしまいました。
僕たち獣医師は、これまで幾度となく経験してきたことです。消えていく理由は様々です。法律の変更、資材会社の経営方針、新しい資材の台頭、製造事故。いずれにせよ、優秀な資材がなくなっていくことは、僕ら獣医師にとっても、農場の方にとっても、ひいては畜産の世界全体にとっても大きな損失です。
この事を「仕方ない」と諦めることも、「あの会社のせいで…」と逆恨みすることも出来るでしょう。でも、逆に「これまで、こんなに優秀な資材があって良かった。こんないい資材を提供してくれた会社に感謝しなきゃ。」という考え方から始めることもできます。
僕は、できたら後者の立場から、これからの対策を資材メーカーと一緒に考えていけたらと思います。縮小経済の元でも、現場の問題と同じく必ず解決策はあると信じています。
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