今年は丑年です。僕の記憶が正しければ、この前の丑年は１２年前です（笑）。この年はもののけ姫・タイタニック・メンインブラック・インディペンデンスデイ、失楽園等の映画が公開され（もうそんなに経つの？）、ビジュアル系でＩＺＡＭが活躍していました（いたなあ、そんな人）。
　まじめなところでは、ジャパンバッシング政権として知られるクリントン大統領が就任し、ダイアナ妃が死亡し、香港が中国に返還され、世界経済的には今と同じ不況で日本でも銀行・証券会社４社が経営破綻、クラウン・リーシング、日本トータルファイナンス等の大型倒産も相次ぎました。
　のっけから暗い話題みたいですけど、僕が言いたいのは、まだほんの１２年前には、景気が悪いとか、経済がどうなるかわからない、とか言われてたのにその後すでに一度世界的好景気を通って、今再び不況と言われているって事です。「だったら、別にあわてなくてもまたそのうち良くなるんじゃないの？くらいの楽天的な気持ちでゆったりやりましょうよ。」と言いたいんです。もちろん仕事がないのは大変なことなのですが、本来経営者がもっと楽観的であれば、リストラに走ることもないのでしょうけどね。
　丑年は、「まいた種が育つのをじっくり忍耐して待つ年」といいます。忍耐は僕たち事前を相手にする仕事をするものにとっては得意技じゃないですか。いま大変な想いをなさってる方に対して無責任な事は言えませんが、でもせっかく生きているのですから、小さな幸せを大切にしながら希望を持って下さいね。かならず時代は揺り戻しますから。