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間違えて自分に針を刺してしまったら |
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2025年9月17日
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前回コラムで、針刺し事故についてお話しました。
事故を未然に防ぐために対策をとっておくことが最も大切ですが、万が一起きてしまった場合にどのように対応するかを考えておくことも同様に大切です。
焦らずに以下の手順で応急処置をしましょう。
① 細菌や薬品を押し出すイメージで、血を少し絞り出す。
② 絶対に口で吸わないこと。
③ きれいな水で傷口を十分に洗い流す。
④ アルコールで消毒する。
⑤ 清潔なガーゼやカット綿で圧迫し、止血する。
⑥ 再度アルコール消毒をして絆創膏を貼る。
牛への注射に使用する針は太く、少し刺しただけでも思った以上に出血して止まらないことがあります。
そんなときでも、決して口で血を吸ってはいけません。感染を広げてしまう恐れがあります。
また、腫れや痛み、体調の変化がみられた場合は、獣医さんではなく人のお医者さんに相談するようにしてくださいね。
獣医師としての経験や知識を生かすことはできますが、自分の体の診療は必ず医療機関で受けるようにしましょう。
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今週の動画
ぞろぞろ???
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