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針刺し事故に注意 |
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2025年9月10日
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遠隔診療が普及したこともあり、獣医師ではなく農場の方が牛に注射をする機会が増えました。
そんな中、牛に血管注射したあとの針を自分の指に刺してしまったというお話を聞きました。
針のキャップを戻すときの事故だったそうです。
牛の治療の現場では、針刺し事故が起こることがあります。
特に多いのが、先のような「リキャップ時」の事故です。
牛に使用する薬剤は高濃度であったり、溶媒の影響があったりするためか、人に刺してしまうと腫れあがるだけでなく、アナフィラキシーショックを起こすこともあります。
最悪の場合には死亡してしまう事例もあります。
針刺し事故のせいで、牛から人へ病気が感染してしまうこともないとは言えません。
ご自身で牛の治療をされる方は、「針刺し事故」が誰にでも起こりうるということを認識し、予防策をとる対応を心がけましょう。
事故を防ぐためには、まず牛をしっかりと保定することが基本です。
牛が暴れないように頭絡や枠場を活用しましょう。
また、特に事故が起こりやすい「リキャップ」については、注意点や安全な方法が以下の動画にまとまっていますので、ぜひご覧ください。
動画の中にもあるように「リキャップをしない」というのも対策の一つです。
使用後の針を引っかけてシリンジから外せる専用の針捨てボックスというものがあります。
「シャープコンテナ」と検索すると出てきますので調べてみてください。
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今週の動画
道具紹介シリーズ~魅惑のメイドインジャパン編~
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