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橋本匠護のコラム
尿石症の治療はウォーターカップの修理から

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2025年8月29日

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先日、「肥育牛がずっと尻尾あげてんねん」との連絡を受け往診しました。到着すると、肥育雌牛が尻尾を上げており、陰毛には白い結石。直腸検査で膀胱までチェック。診察の結果、尿石症と診断しました。

「薬剤もってくるか~」などと思いつつ、辺りを見回すと水の溜まっていないウォーターカップが目に入りました。「ん?」。近づいて詳しくチェックすると、どうやら水は出るようですが、底に穴が空いているようで水が貯まらないようになっていました。

このような状態では、飲水量が不十分になってしまう可能性があります。尿石症や雌牛の尿石症の原因となる泌尿器感染を治すうえで、十分に水を飲んでしっかりと排尿してもらうことは超重要です。

その旨を農家さんに説明すると、すぐに修理に取り掛かってくださいました。


↑底に空いた穴を埋められたウォーターカップ

今のような暑い時期は、特に飲水量を確保することが重要です。もしウォーターカップが故障している場合は修理を、汚れている場合は清掃をご検討ください。
 
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