2025年5月16日 *********************************************************** 上から見ると、そんなに伸びていない、もしくは変形していないような感じもします。 しかし持ち上げて見てみると、上の写真のように意外に蹄が伸びており体重を支える面が小さくなっていることがあります。これでは上手く体重を乗せられず、牛は十分な能力を発揮することができません。 今から気温が上がってくると、暑熱により牛の食欲は不安定になりやすいです。そんな状況で蹄の状態が悪ければ、さらに食欲は不安定になり、飲水量は落ちてしまう可能性もあります。これらは生産性の低下を招き、ルーメンアシドーシスや熱中症の発症リスクを上げてしまいます。 そこで今のうちに牛の足元をじっくりチェックし、気になった場合は削蹄を行いましょう。足元注意で暑熱に備えましょう。 |