2025年4月11日 *********************************************************** 一方でワクチン投与牛はかなり多くなるため、中にはワクチン投与後にアレルギー等による副反応を示す牛もいます。先日も、ワクチン投与後に「まぶた・外陰部が腫れた」「呼吸が早くなった」「餌を食べない」といった連絡を受け、治療を行いました。 異常産ワクチンに限らずワクチンによる副反応のリスクを減らすためには、「牛の状態・情報を十分に確認して投与を判断すること」が重要です。基本的には体調の悪い牛、治療中の牛、ワクチン投与により副反応が出たことのある牛などは慎重に判断すべきです。少しでも投与対象牛で気になる牛がいれば、獣医師に相談しましょう。 中には妊娠の有無で投与ができないワクチンも存在します。詳しい情報は各ワクチンの添付文書に記載がありますので、必ず確認しましょう。また万が一、副反応が出たときのためにワクチンを投与した牛は注意して観察されることをオススメいたします。 |