2024年12月28日 **************************************** 感染症対策において消毒と並んで有効なのが、病原体を物理的に遮断してしまうことです。物理的に遮断する例として以下のようなものがあります。 ■ 長靴の履き替え このように物理的に遮断することが出来れば、そもそも農場内に侵入する病原体が少なくなり感染症のリスクはグッと減ります。 特に長靴は踏み込み消毒槽のみで対応されているケースもありますが、踏み込み消毒後の長靴からも病原体が検出されることがあるため履き替えてしまうのがベストです。 これらに適切な消毒を合わせて行うことで、より効果的な対策になります。実際に牛舎毎の専用長靴の使用と適切な消毒により、ロタウイルスなどの検出率や、子牛の死亡率が有意に低下したという報告※があります。ぜひ「物理的な遮断+消毒」を徹底し、感染症対策を強化しましょう! ※Regression of viral pathogen indicators due to improvement of hygiene protocols on boots in a bovine farm |