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消毒時は1:10:100の法則を意識 |
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2024年12月21日
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皆様、「1:10:100の法則」というものを聞かれてことはありますでしょうか。これは牛舎消毒時などに意識していただきたい法則で、環境中の細菌数が壁面に1いるとすると、床に10、壁と床の接合部に100いるという考えです。

↑菌は壁に1、床に10、床と壁の接合部に100!
「洗いづらい、乾燥しづらいような少し複雑な場所に菌が多い」と捉えても良いかもしれません。つまり床や壁だけでなく、水槽、飼槽、哺乳ボトルなどの洗浄・清掃・消毒でもこの考えは重要です。複雑な箇所は可能な限り分解して洗浄し、洗い残しがないように入念にチェックしましょう。油脂を含んでいるような場合は、洗浄補助剤を利用することも有効です。
感染症対策の一環として、「1:10:100の法則」を意識してみてはどうでしょうか。
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