2024年12月24日 **************************************** 届出伝染病とはいえ、もしも発生した場合は牧場や周囲に与える影響は甚大なものがあります。 海外への輸出が絡んでくるので、県としてもなかなかワクチネーションを実施する事が難しいです。今後の相手国との交渉次第だとは思いますが、こればかりはわかりません。どのくらいの期間で「ワクチン接種県」との設定が解除されるのか。ここも非常に重要なポイントだと思います。 お隣韓国の発生状況を見てみると、ワクチネーションなしで抑え込むのは結構難しいのではないかと考えます。 とにかく感染が広がらないようにするには、ウイルスを牛舎に侵入させないようにすることが非常に重要です。できることから取り組む必要があります。 実は口蹄疫対策として多くの牧場には車両消毒装置が設置されています。 しかしですね~~~ ほとんど稼働していない(涙)!! 往診に行く先々で修理して再稼働させてくださいとお願いしております。 病気に対する知識をしっかりと持ち、怪しい牛を摘発できる能力も非常に大切です。 幸い、吸血昆虫はこの時期動きをひそめています。今のうちから防疫体制を強固にしておくことは非常に重要なことです。 |