2024年11月29日 **************************************** 大阪・関西万博では、持続可能運営のため、物品やサービスの調達プロセスにおける持続可能性への配慮を実現するための基準や運用方法等を定めた「持続可能性に配慮した調達コード」を策定しています。 畜産物(ウシ)に関して、現在採用されているものとしてはJGAPのみとなります。調達コードの中には、「農場HACCPの下で生産された畜産物」も持続的な畜産物として含まれるとあります。また、OIE(国際獣疫事務局、現在はWOAH)陸生動物衛生規約等に準じて国が策定した畜種事の飼養管理等に関する技術指針に照らして適切な措置が講じられていることが求められます。 「持続可能性に配慮した畜産物」とは、まだまだ答えのない問いだとは思います。一方で、世界が求める畜産、日本が求める畜産は日々目まぐるしく変化しています。そして、いかにしてトレンドについていくのか、は生産者にとって大きな課題であると思います。 今回のコラムから最近耳にすることも多いGAPについてお話していこうと思います。 |