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蓮沼浩のコラム
第800話:飛行機に期待

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2024年10月8日

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2025年卒獣医師採用について
(有)シェパード鹿児島本所(鹿児島県阿久根市)、栃木支所(栃木県那須塩原市)ともに獣医師を募集しております。
詳細はこちらをご覧ください。
随時実習も受け入れております(5年生以上対象)。
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先日新内閣が発足し、新しい農林水産大臣が決まりましたのですぐに就任会見を見ました。日本の今後の方向性を知ることは肉用牛関係者にとって非常に重要なポイントとなると小生は考えています。

大臣曰く、

「物価上昇に伴う消費者の生活防衛意識から高級品に手が届きにくいことから、枝肉相場も軟調に推移している。そのため、さらなる輸出拡大に活路をもとめていきたい。米国、EU、イスラム諸国への輸出促進、また、新たな輸出先国の開拓を行っていく。国内需要についてはフルセットでの販売や、高価格帯部位の需要開拓に取り組む場合の支援も行う」

とのことです。

田舎鼻糞獣医師の認識と合致しております。ここ数年知名度が上がってきたとはいえ、まだまだ世界のほとんどの人が和牛のお肉を聞いたことも、見たことも、味わったこともないと思います。だからこそ、何とか海外への販売を頑張っていただきたいと思っています。

そんな中、朝新聞を読んでいると「おや??」という記事がめにつきました。

「 鹿児島黒牛 搭乗土産に 」

何と、日本航空が10月7日に海外で人気の高い高級和牛を搭乗客に販売し、お土産として持ち帰ることが出来るサービスがはじまりました。

日本航空さん、ほんといいとこに目をつけてくださいましたね~~!

日本に来てくださった海外のビジネスマンや観光客の人だけでなく、その方たちの家族や友人に是非ともお土産として持ち帰った和牛のお肉を食べていただきたいですね。

「おとーちゃん、あのお肉おいしかったから、仕事で日本に行ったらまた買ってきて!!」などという話につながればとてもいいなと思いました。

このような地道な取り組みが、かならず様々な国との直接取引につながり、需要が増えてくることは間違いないと小生はおもっております。
 
 
今週の動画
動物ごとの胎盤

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