紙ストローが嫌いです！

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2024年9月30日

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２０２５年卒獣医師採用について
(有)シェパード鹿児島本所（鹿児島県阿久根市）、栃木支所（栃木県那須塩原市）ともに獣医師を募集しております。
詳細はこちらをご覧ください。
随時実習も受け入れております（5年生以上対象）。
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　ここ数年SDGs という言葉が世間を賑わせていますね。
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SDGs（エスディージーズ）とは「Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」を意味します。
　SDGsは、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っており、発展途上国だけでなく先進国も取り組むユニバーサル（普遍的）な目標です。
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と、これが本当ならとても素晴らしい内容です。日本でもプラスチックのストローをやめて紙ストローにした｣ということが大きく報道されています。しかし、僕は日本のSDGsは、ただの商売のチャンスになってしまっていると感じています。

　プラスチックストローをやめる、これはこれでいいのかもしれませんが、そんなことよりももっと大切な大きなことはいくつもスルーされているじゃありませんか。
　たかだかプラスチックストローをやめるくらいで、何がどれほど変わるのか。企業はいかにも｢うちはSDGS に貢献しています！｣って顔してますが、ただのプロパガンダに過ぎないと思います。

　レジ袋を有料化してマイバッグを使わせても、自宅でレジ袋を利用していた分、ダイソーでビニール袋を購入している。そんな流れをみていると、これで得してるのは企業だけで、環境には何の貢献もしていない。

　僕の関わる分野で政府に言いたいことがあります。大半の食肉処理場は、なぜ午後からの緊急受付をしないのか？なぜ土日は休みにしているのか？
　これらの｢食肉｣というのは、生きている動物です。病気もすれば怪我もする。夏の急性肺水腫なんて、生きてるうちに屠畜すれば何の問題もなく食料になるのに、発症から数時間しかもたないので、午後から休みとか、土日は屠畜しないとかで食肉にならず死んでしまう。

　出荷前の肥育牛が死亡するということは、世界中の飢えた子供たちから奪って牛に与えた穀物を6tもドブに捨てるということです。これは17人の大人が1年間生きていくのに必要な穀物量です。しかも、死体には外国から買った重油をかけて燃やす、こんな全くSDGS ではないことがまかり通っている。

　政府には、きちんと目を開いて物事を判断してもらいたい。

　
　
今週の動画
逆膝の治癒経過