2024年9月24日 **************************************** シェパードに以前、インドネシアからの留学生が研修にきてくださいました。その時に、インドネシアの畜産業についていろいろと教えていただきました。インドネシアの畜産についてのスライドを用いたプレゼンテーションだけでなく、動画を使っていろいろなことを教えていただきました。とっても楽しかったですね~~~。 そんな中、インドネシアで問題となっている牛さんの疾病の話になり、インドネシアでは、口蹄疫だけでなくランピースキン病が大きな問題となっていることを教えていただきました。 ランピースキン病??? ん?? 昔聞いた覚えがあるぞ。 学生時代に国家試験の勉強をしたとき以来、久々に聞く病名です。何だかちょっと「ポップでひょうきんな感じのする名前」なので、意外とよく覚えていました。牛さんの皮膚になんかできものが出来たりする伝染病だったような・・・。古いカラーアトラスの中にある牛さんの皮膚がボコボコしている写真を思い出しました。 そういえば、最近誰かが結構広がっているとかなんとか言っていたな。 そこでちょっとネットで調べてみると、お隣韓国で昨年バリバリに広がっていました。これはやはり牛さんの獣医師として知っておく必要があるなと思いましたので、国家試験以来になりますが、この疾病について調べてみました。 まずはこのランピースキン病の名前の意味になります。 英語で書くと「Lumpy Skin Disease」になります。 Lumpy デコボコした ゴツゴツした 波だった 以上よりランピースキン病は「デコボコした皮膚の病気」となります。なぜか小生、昔意味は分からないけど、ランピースキンというひとまとまりの言葉があるものと勝手に思っていました。もしくはランピースキンという名前の人が発見した病気なのかなあ?などと、のんきに思っていました。 小生と同じように勘違いしている獣医さんは少なからずいると思うんだけどな~~~。 一度勘違いして覚えてしまうと、この勘違いは永遠に続きます。四半世紀ぶりに勘違いを修正できました。 ランピーなスキンの病気なり。これで忘れません。 |