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蓮沼浩のコラム
第794話:74%が受精卵!

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2024年8月27日

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鹿児島空港で「ボンタンアメ」をみつけたので購入。口に放り込んで噛むと「ガリ!!」という嫌な音が・・・。思いっきり銀歯の詰め物がとれました。おいおい出張初日だぞ!マジかよ!

令和6年5月の受精卵和牛子牛の出生頭数は5037頭。6月は5523頭となっています。1月でざっくり500頭増えています。今後この頭数が増えるのか、減っていくのか。残念ながら小生にはわかりません。

あくまでも予想ですが、毎月5500頭ほど子牛がうまれてくるとすると、12カ月で66000頭なり。この頭数が多いのか少ないのか?

比較する条件がことなりますが、一応目安として鹿児島県の家畜市場で取引される子牛の頭数を出すと以下のようになります。

大体鹿児島県の家畜市場で年間取引される子牛と同じくらいの頭数の受精卵和牛子牛が生まれてきていると考えられます。

ちなみに全国で生まれる黒毛和牛の子牛の頭数は大体非常にざっくりとした数字ですが、毎月43000頭程度です。5500頭で計算すると、生まれてくる子牛の12.8%程度が受精卵和牛子牛となります。

先日、とあるデータをいただきました。令和6年7月の北海道十勝家畜市場の和牛子牛販売成績上位100傑(去勢)のデータです。100頭のうち74頭が受精卵和牛子牛になります。なんと74%です。

未来のことはわかりませんが、この結果をみる限り、今後もますます受精卵和牛子牛の頭数は増えてくるように思われます。
 
 
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