2024年8月20日 **************************************** 前回J-ミルクさんのデータから、和牛受精卵子牛の出生頭数を紹介いたしました。そのデータを見ると、和牛受精卵の移植がさかんな県をしることができます。2024年5月のデータですが、ベスト8まで紹介したいと思います。 じゃ~ん!! 以上のような結果となります。北海道は圧倒的に頭数が多いです。まあ、これは北海道の面積が広く、乳牛の飼養頭数も多いので納得です。栃木、茨城、群馬の関東勢が頑張っています。九州は熊本、大分、宮崎。そして岡山県が入っています。 この結果を見ると、やはり受精卵移植で生まれてくる和牛子牛の頭数は乳牛の頭数が多い地域で多い傾向がわかります。 ベスト8までの合計頭数は3634頭なり。 5月に生まれた頭数が5037頭なので、全体の72.1%がベスト8に含まれます。 今後北海道はぶっちぎりのトップを走り続けると思います。栃木もしっかりと2位の座を確保していくと思います。あとは熊本、茨城、岡山が少し他県と比べてリードしていくように思います。 宮城、群馬、宮崎、大分、愛知、岩手、長野あたりが今後混戦状態となりそうです。 それでは小生のいる鹿児島県はどうでしょうか??? 5月のデータでは75頭で15位です。 鹿児島県は肉用牛の頭数が多く、優秀な繁殖雌牛や種雄牛がいます。そのため人工授精の割合が高いです。また、乳牛の頭数が少ないです。このような点が結果に表れているように思います。 今後、和牛受精卵子牛の頭数はどうなっていくのか? では、その先の未来はどのようになっていくのであろうか・・・。 |