2024年8月13日 **************************************** 小生はとにかく数字を見ながら色々考えることが大好きです。どうしても感覚的に物事を判断することが多い世界ですが、数字の確認をして、いままでの経験と合わせることで、より良い判断ができる確率が高くなると信じています。わたくし達は「限定合理的な判断」しかできませんが、地道に粛々とこのような取り組みを行い、どのような結果であれそこから次につなげていく事が一番大切だと考えています。 そのような考えの小生がどうしても欲しいデータがありました。しかし、そのデータは簡単には手に入りません。一部の家畜市場では集めることができるのですが、継続的に全国の情報を収集することは日々臨床現場の最前線で働き、コンサルを行っている小生には不可能でした。 では、小生はどのようなデータを欲しがっていたのか? それは、受精卵移植で生まれてきた和牛子牛の頭数になります。受精卵移植のデータは本当に集めることが非常に難しいです。小生の能力では、ごく一部のデータもしくはかなり昔のデータしか集めることができませんでした。本当は移植頭数なども知りたいのですが、残念ながらまだできていません。しかし、受精卵移植で生まれてくる和牛子牛の頭数のデータだけでも、今後の未来を予測するには非常にありがたいデータです。 このデータは一般社団法人 Jミルクさんが提供してくださっています。令和6年の7月からデータを公表してくださっています。本当にありがたく、感謝の言葉しかありません。 まだ1月分のデータしかありませんが、早速データを見てみると、いろいろわかります。特に重要なポイントが以下のようになります。 令和6年5月に生まれてきた受精卵移植和牛子牛の頭数は・・・ 5037頭!!!! これです。 次回からもう少し深堀りしてデータを紹介してみようと思います!! |