2024年7月6日 **************************************** 僕は遠隔診療で全国から依頼を受けていますが、それこそ全国各地から熱中症(特に子牛)の診療依頼が増えています。 肺炎を持っている子牛や関節炎などの炎症をかかえた牛さんでは、特に熱中症を起こしやすいので注意してくださいね。ここ数日は、熱中症で死亡する子も出ています。 熱中症を起こしたら、とにかくきっちり体温が39℃以下になるまで水で冷やしてあげましょう。冷やし方やその後の注意もありますから、ビデオをあげておきますね。 それから、血液がドロドロになっているので、重曹注やリンゲルなどて薄めてあげることやビタミンB1などを投与して元気をつけてあげましょう。 あと、みなさんも土用の丑の日に鰻を食べますよね?あ、最近はめちゃくちゃ高いので食べられませんけど(涙) 注意しなければならないのは、熱中症を一度発症した子は、とても暑さに弱くなり再発しやすい、ということです。一度治まっても、しっかり見守ってあげましょうね。 前の記事 急性鼓脹か起立できなかったのか | 次の記事 引き続き夏の注意 |