2024年5月18日 **************************************** まぁ、これでは肥育農家も苦しいし、肥育農家がもと牛にかける金額も下げないといけないから、繁殖農家も子牛を売る酪農家も儲からない。各地で受精卵も売れなくて、冷凍卵屋さんだらけ。 かくして業界の周辺産業まで冷え込む。こういうことを是正するのが政治や行政だと思うのですが、たいして実効のある方策はなされていないように見えます。僕は政治も行政も知らないけど、世の中を眺めていると、こうしたらどうなんだろう?って考えることはあります。 ここのところ考えているのは、補助金財源の使い方です。肉用牛に関してだけで年間3兆円も補助金がでています。ただ、今の畜産経営では、そんな巨額の補助金も農家さんに降りてくるレベルになると「焼け石に水」で、経営改善に繋がっていないようです。 いっそのこと、この補助金を一切カットして、その分を納税者世帯に「国産牛肉券」として世の中に配ってはどうでしょうね。1回5,000円弱を年に7回ほど配ることができます。有効期間を1ヶ月にして、奇数月に配る世帯と偶数月に配る世帯を分けて配布すれば、みなさん5,000円分牛肉を食えるし、タダで食えるとなったらいいものを食べるでしょ? ま、獣医バカの僕の考えることですから、ご意見お寄せください。 前の記事 今年も暑い夏が... | 次の記事 今年も急性肺水腫の季節になりました |