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加地永理奈のコラム
獣医向け英単語帳

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2023年6月28日

英語を勉強しなくてはと思いつつ、特に継続できている習慣も無いまま時が過ぎているのですが、先日こんなものをもらいました。

「にほんご会話帳 獣医学用語集」作成元はJRAさん作成です。
おそらく日本語を勉強する方向けですが、英語を勉強したい私にも非常に役立つ内容でした。
前半は日常会話で使う単語や例文があり、英語を勉強する人のためのカタカナ表記も、日本語を勉強する人のためのアルファベット表記も書かれています。
そして何と言ってもありがたいのが後半で、獣医師同士や農家さんとのお話でしか出てこないような動物に関する単語がたくさん載っていました。病名も動物種ごとに載っています。

ウシのページをみると意外と知っている英単語やそのままの英訳もあって、第一胃はrumenだし、口蹄疫はfoot and mouth diseaseで良いそうです。
何でもスマホで検索の時代ですが、こうして紙をペラペラとめくるのも学生時代を思い出しますし、調べようとしなかった単語も知れて面白いですね。
先日タイの方とお話したので、「牛舎で蚊に刺された」と英語で伝えてみました。そういえば牛舎って英単語も知らない!気付き、スマホで調べてから話したのですが、「かゆそう、それ蚊じゃないよ」と英語で言われ、英語だけで会話が成り立ったことがとても嬉しかったです。ちなみに「I was bitten by a mosquito in the cowshed.」で伝わりました。かゆいはitchyでした。
カタカナ英語や単語の羅列でも、英語を話す方と会話してみる方がどんどん覚えていけるんだなと身をもって実感できました。
 
 
 
 
今週の動画
bull’s semen collection 種雄牛の採精

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