2023年2月16日 日本国内の配・混合飼料の生産量ははたしてどのくらいあるのだろうか? 日本全体をみてみると令和3年度の結果は2423万トンになります。ざっくりと言えば毎年大体2400万トン程度の配合飼料を日本では作っています。 畜種別の内訳が以下のグラフになります。 採卵鶏が一番多い結果となりました。 ちなみに令和4/5年度に世界で作られている飼料穀物の粗粒穀物の生産量は全体で14億4600万トンになります。日本の粗粒穀物の輸入量は1650万トン。ざっくりとした比較ですが、世界で生産された粗粒穀物の約1%なり。 令和2年10月以降、日本の食卓に並ぶ牛肉、乳製品、豚肉、鳥肉、卵を作るために必要な配合飼料価格が高騰しています。世界情勢が大きく影響しています。戦争、為替、気候、インフレーション、環境問題、人口問題 etc. なかなか難しい問題が山積しています。 ★今回のデータは農林水産の「飼料をめぐる情勢(データ版)」から引用しています。 前の記事 第719話:牛の頭数 | 次の記事 第721話:残心 |