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OPU-IVF卵の子が産まれました② |
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2022年11月9日
昨晩は満月の皆既月食でした。皆さま、赤い月は見られましたか?那須では晴れて、綺麗に月食を観察することができました。ただ写真は全然綺麗に撮れませんでした。カメラレンズが1つしかないiPhoneだからでしょうか…。
さて、先日またOPU受精卵の子が生まれたとご報告いただきました!私がOPUを実際にやり始めた最初の頃の受精卵です。自分で吸引から検卵まで行った卵なので、自分の子のようで嬉しいですね。
生後4日目、健康チェックをして、生理的貧血予防のために鉄材を投与してきました。

この子の毛色、黒と褐色のマーブル模様は「虎毛(スダレ)」と呼ばれることを教えていただきました。
調べてみると、損徴といって、完全な黒毛ではないために和牛としての資質の面でマイナスとみなれるそうです。市場の名簿を見ると、鰻線や刺毛と書かれているのも損徴の一つですね。ただし、生まれたときの毛色がこのような完全な黒色でなくても、成長すれば黒毛に生え変わっていくため、生後3か月齢までの子牛ではあまり気にしなくて大丈夫なようです。また、虎毛でもいいお肉になると松本先生も言ってました(^^)
今週の動画
Body condition score ( part 5 ) UV法について その5
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