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前村達矢のコラム
対話の重要性

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2022年7月8日

先日、日頃お世話になっている牧場さんとシェパードの獣医師で勉強会をする機会がありました。
テーマや具体的な内容については置いておきますが、この機会自体がとても有意義なものになったので今回コラムにしようと思いました。

どこの農場でも、気になってはいるけどとりあえず現状維持にしている問題ありますよね。
例えば、なんかここ最近下痢が増えてきている気がするけどそこまで重症化しないからとりあえず様子見るかとか、全体的に発育イマイチな気がするけど何かを大きく変更するほどではないな、とか色々あると思います。

このような違和感が生まれた時にこそ、対話の機会を増やすことで予想外の問題が見つかったり、ほぐれるように問題が解消していくんじゃないかなと思いました。
例えば、農場内でルーティン的な治療がある場合でも、考えていなかった根本的な問題を見つけ解消することで、その作業自体が無くなり時間の余裕が生まれたりもするかもしれません。さらには、スタッフ同士や獣医師らなどと一緒に、この過程を進むということだけでも新たな絆のようなものも生まれるかもしれません笑

今回は、勉強会をきっかけに、こういう機会って大事だなあと感じたのでうだうだと書かせて頂きました。
とはいえ、実際に対話をしよう!と言っても、それを実践するのが案外難しかったりするんですよね〜^^; 医学や獣医学のように、このあたりを専門にする研究者やコンサルもいるくらいです。

まずはこのコラムが何かのきっかけにでもなれば嬉しいですね。
 
 
 
 
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