① まずはタイトル(Title)
英論を読もうとして最初に日本語に訳すのはタイトルですよね。タイトルは論文の核心部分を短く的確に伝えるために、工夫してつけられています。タイトルに結果まで書かれていてわかることもあるので、まずはタイトルを読んで間違いありません。
② 要約を読む(Abstract, Introduction)
要約を読めばその論文の全体像を掴むことができます。英論を読むとき、長い本文を読み始める前に、短い要約の中から「何をしたのか」「何がわかったか」を探し出すところから始めるのが良いと思います。手っ取り早く論文の内容が知りたい場合には、要約を一気に翻訳ツールにかけてしまうのがオススメです。
③ 図表をみる(Figure, Table)
図表からは、視覚的に実験内容や結果を知ることができます。さらに図表にはそれぞれキャプションと呼ばれるタイトルがあり、「何をしたか」「どのような結果か」簡潔な説明文がつけられています。これが一番のオススメ和訳ポイントです。図表の説明文さえ読めば、本文を読まなくても最低限の情報が得られるようになっています。