2022年6月24日 前回はどういう状況のときに断乳をするのが好ましいのかについてのコラムを書かせていただきました。 僕らがよく農家さんにお願いしているのは、朝夕どちらかあるいは丸1日ミルクを完全に抜いて、代わりに電解質を与えるというやり方です。ちなみに、ミルクを与えない時間は子牛の症状に応じて選びます。例えば、飲んだミルクを処理できていないために水下痢をしていたり、お腹もチャポチャポいって元気がないときは丸1日抜いて貰いますし、まだそれよりも症状が軽いという時は半日抜いて貰うという感じです。 次に、一度断乳をしたあとのミルクへの戻し方についてです。理想は徐々にミルクの量を増やしてあげたいところですね。例えば、まずはミルクと電解質を半々にしたものを与え、次にミルクのみに戻すなどですね。 最後に、断乳せざるを得ない原因として結構多いなと感じる消化不良性の下痢について少しだけ。 以上、断乳についてのコラムでした。 |