2022年6月9日 予定日過ぎても全然産まないんだけど…本当に入ってる?見てほしいんだけど… そこで今回は、農家さんも気になったらぜひ手を入れてみましょう!というコラムです。 人工授精の免許を持っている方はもちろん、直検をほとんどしたことがない人でも少し練習すればわかるようになります。はじめは獣医師と一緒にやってみましょう。 ただ、牛に蹴られやすいのでそこだけご注意ください。(いつも牛と接している農家さんには余計なお世話かもしれませんね…( ˘ω˘ )) 分娩前1ヶ月であれば、多くの場合、直腸検査をすればすぐに触れる位置に胎子は上がってきています。 頭とか前肢が触れることが多いです。はじめはゴツゴツした硬いものに触れるな、くらいでオッケーです。そのように硬いものは母牛の内臓には無いので、胎子です。少し待っていると、胎子の動きが分かることもあります。動かなくても、肢や頭を軽くつねるとびっくりして動くことが多いです。 もちろん、獣医師に頼める時は頼んで下さいね。 分娩直前で空胎が発覚した場合、どの段階で落ちていたのだろう…という話になりますので、胎齢別の胎子のサイズ表を載せておきます。胎子の体長(頸部は湾曲した状態で測ります)は妊娠5か月でおよそ35㎝、6か月で48㎝、7か月で63㎝…とぐんぐん成長していきます。このようなサイズの胎子であれば、もし流れていたら見つかる可能性
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