2021年12月3日 先日人生で初めて胃カメラをしてきました。初めは口からカメラを挿入してもらったのですが上手く飲み込めず中々食道まで入りませんでした。しまいには嗚咽しまくりで、苦しさのあまりカメラを手で引き抜こうとして怒られてしまいました笑。鼻からの挿入に変更して無事検査出来たものの、なかなか辛かった思い出となりました^_^; これに関連して、最近ルーメンドリンカーと思われる子牛を診察する機会があったので、そちらについて書いていきたいと思います。 その子は初診の時点で生後1週間、前日の夕方からミルクを飲まなくなったとの事で診察しました。気になる症状は、軽い脱水と左腹部の拍水音(お腹をゆらすとチャポチャポ聞こえる音の事です)と同じく左腹部のピング音(ガスの発生が関連して聞こえる音の事です)でした。他の状態としては問題なく、元気もあって便も正常でした。 ここまでの診察でルーメンドリンカーを1番に疑い、あとは何かしらのトラブルがあって消化管内の異常発酵等も起きているのではないかと考えました。ただ、はっきりとは判断出来なかったので血液検査も行い、この日は断乳と点滴をお願いしました。 この時点で、「やっておくべきだった、、」となった反省点があるのですが、その失敗も含め次回に続きます。 前の記事 肛門のトラブル! | 次の記事 ルーメンドリンカー② |