2021年8月26日 あっという間に1週間が過ぎてしまいます。あまりの速さに愕然とし、途方にくれてしまいます。時間というものは本当に不思議です。 ただその前に・・・ 例えば・・・オレイン酸は「不飽和脂肪酸」でありなおかつ「長鎖脂肪酸」でもある。 このように分類方法が複数あることで訳がわからなくなってきます。 さらには、脂肪酸にはたくさんの種類があります。オレイン酸、パルチミン酸、ステアリン酸、αリノレン酸、リノール酸など、それはそれはたくさんの種類があります。この点も脂肪酸をわかりにくくしている大きなポイントだと思います。トランス脂肪酸などというものも現在結構問題になってもいます。 さらには、油脂というものはこれらの脂肪酸が単体で構成されているのではなく複数が組み合わさって出来ていることも混乱に拍車をかけます。 例えば・・・パーム油はパルチミン酸約50%、オレイン酸約45%、リノール酸約10%、ステアリン酸約5%、ミリスチン酸約1% パーム油には飽和脂肪酸もあるし、不飽和脂肪酸もある。なおかつ長鎖脂肪酸が含まれる。パーム油が常温で固形なのは、飽和脂肪酸のパルチミン酸の含量が一番多いからである、などと話が膨らんでくることで、このあたりから多くの人は・・・ 頭の中がパッパラパーになります。やたらカタカナ出てくるし、パーセント訳わからんし、組み合わせなんて知らんがな、となります。ここでさらに多価不飽和脂肪酸などという言葉がでてくると、これ以上コラムを読むのをやめようとなります。 というように脂肪酸は訳わからなくなりやすいので、次回から超簡単に紹介しますね。 |