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戸田克樹のコラム
第336話「ハエが送る重要なメッセージ①~存在が不快~」

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2021年6月2日

鹿児島県民はハエのことを「へ」と言います。
日常的に噴火する桜島からだされる灰のことも「へ」と言います。
おしりから出てくるガスのことも「へ」と言います。

へぇ~…(*´▽`*)。

さあ!気を取り直して今日は牧場内の強敵であるハエを取り上げていきますよー。
大学で学ぶ寄生虫や公衆衛生分野でテキストに登場するハエ。ハエの問題点がそうしたテキスト内にいくつか羅列される中、衝撃的だったのは「存在が不快」という文面が記載されていたことです。ハエからしたら「ファっ!?ただ生きているだけなのに」となりますが、人間は基本的にハエを嫌いますよね。それは牛さんも同じです。周囲にハエがたくさんいるとうっとうしいし、落ち着かない。呼んでもいないのに寄ってくるし、追い払ってもまたやってくる。やっぱり存在が不快です。

しかし、そんな「ハエの存在」が発しているメッセージを受け取ることができるのも私たち人間に与えられたスキルのひとつだとは思いませんか。

ハエがいる、ということはどういうことなのか。不快と思ってしまうその感情の先にある意味とは。「なんかイヤ」と思ってしまうハエから何かひとつでも学ぶことができればいいな、と思いながらハエシリーズのはじまりです。

つづく

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