2021年4月27日 前回は腸内フローラの話で少し脱線してしまいました。ではプレバイオティクスについて紹介しますね。 ②プレバイオティクス ・消化管上部で分解・吸収されない 1番のキーワードは、 「善玉菌の栄養源になり、結果的に善玉菌の増殖を促してくれる」 ということですね。実際に腸内にいる善玉菌代表選手、乳酸菌を例にプロバイオティクスとプレバイオティクを比較してみましょう。 どうでしょうか。摂取しているものは違いますが、最終的に腸内にいる乳酸菌数は増加しています。乳酸菌の代わりにプレバイオティクス食品を摂取することで腸内では乳酸菌が増えているなんて、とても不思議ですよね。これもみて私もプレバイオティクス食品を今後買ってみたくなりました(笑)。プレバイオティクスといっても様々なものがあり、要件を満たす食品としてオリゴ糖(ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖など)や食物繊維の一部(ポリデキストロース等)が認められています。摂取により乳酸菌・ビフィズス菌増殖促進作用、整腸作用、ミネラル吸収促進作用、炎症性腸疾患への予防・改善作用など健康に有益な効果が報告されているため、少しずつ関心度が高まっているようです。 つづく 前の記事 バイオジェニックス その2 | 次の記事 バイオジェニックス その4 |