2021年4月19日 栃木に暮らしてはや20日。まだまだ寒くて震えています。 原因をしっかり把握したいところなのですが、現在栃木県では豚熱が発生していて、家畜保健衛生所もその対応に追われて戦争のような状態で、病性鑑定を依頼できる状況ではありません。 それでも、流死産や奇形などの「異常産」に対応できるワクチンは最も多くの病気に対応できるものでも、アカバネウイルス、アイノウイルス、チュウザンウイルス、ピートンウイルスの4種類しかありません。最近では、このほかにシャモンダウイルスやデュアギュラウイルスなども知られていますし、まだまだ未知のウイルスが介在するのかもしれません。 とにかく僕たちにできることは、まず被害総額と対策費の釣り合いを考えること、その次にコスト的に見合うなら異常産4種混合ワクチンを打つことです。 1頭まともに育てば80万円くらいの収入です。しっかり予防したいものです。 前の記事 ジアルジアのお話 | 次の記事 コロナ禍のなかでの情報共有 |