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松本大策のコラム
「ハエ対策 その1」

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2007年5月14日


 夏前と秋口はハエが大発生するいやな時期です。ハエ対策で最も効果的なのは、初生バエの時期、つまり春先に羽化したばかりのハエがまだほんの少しの頃に徹底して駆除することと、ウジがハエに孵らないウジ対策の薬を使うことです。これはウジからは餌に羽化するのをじゃまするホルモン剤で「ネポレックス」とか「サイクラーテ」が有名です。
 ウジは堆肥にもいますし牛舎内の牛に踏まれにくい壁際30cmや枠の下に多くいるので、この部分に薬剤を散布します。
 ハエの方の対策として手軽で薬害も少ないのが「ノックベイト」です。これは、顆粒状でパラパラと散布しておくと誘引剤の臭いでハエがよってきて勝手に死んでしまうというものです。水で溶かして塗っておいてもよいと書いてありますが、どうも効果が短いようで、やはりパラパラと撒いておくのがよいように思います。
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