2021年3月30日 最近は難産で呼ばれることが多くなり、体力を消耗気味の笹崎です。しかし無事何事もなく経膣分娩できれば疲れが吹き飛び、清々しい気持ちになります。おかげさまで忙しい日々ですが来月から新年度がスタートするので、モチベーション保ちつつ残りの3月を乗りきっていこうと思います。 今回のコラムは牛さんの体重についてお話しようと思います。突然ですが「体重」と聞いて皆さんはどんなことを想像しますか。牛さんに関するデータや雑誌をみると体重に関わることは意外にも沢山掲載されています。 そうです。答えはシンプルです。胸囲を計測して体重換算すればよいのです。胸囲測定は体長や体高ほどに姿勢の影響を受けにくいので、誰でも比較的手軽に実施できると思います。あくまでも胸囲から得られる体重は推定値ですが、哺育期、離乳期などステージごとに分け、継続してはかってみれば貴重なデータが集まるかもしれません。とにかく数字にしてみるというのは非常に重要なことなので「うちの牛、増体が良くないな」とお悩みのかたは一度試してみてはいかがでしょうか。 前の記事 包帯チャンネル その9 | 次の記事 分娩後 初回授精日数について考えてみる |