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蓮沼浩のコラム
第657話:養殖魚の遠隔診療

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2021年3月11日

 そろそろフナの「のっこみ」の時期です。超気合を入れて仕事、家庭等のやるべきことをしっかりと終わらせなくてはいけません。今まで以上に時間を大切にしなくてはいけませんね。

 3月9日の記者会見で、河野太郎規制改革担当相は「魚病」の対策を強化するため、獣医師による遠隔診療を推進する考えを表明しています。オンライン診療は初診から可能と明示する通知を3月中に発出し、遠隔診療の積極的な活用を促すことになります。

 「魚病に詳しい獣医師は全国で20人程度しかいない。オンラインでしっかり対応したい」

 牛さんの獣医さんもそこまで多いわけではありませんが、魚病専門の獣医さんも恐ろしく人数が少ないですね。レアキャラどころの騒ぎではない少なさです。

 今、診療の世界も急速に変化がはじまっています。オンラインによる遠隔診療は今後間違いなく、様々な分野で広がってくると感じています。牛さんの世界でも当然この流れは近い将来訪れるかもしれません。未来はわかりませんが、しっかりと準備をしていかないといけません。

 目の前で松本院長もコンピューターを見つめながら、何やらリモート会議の準備をやっています。背景が真夏のハワイの海岸になっていたのでビックリ!波も動いています。恐ろしい勢いでリモートの技術開発が進んでいます。製薬メーカーさんなども当たり前のようにリモート会議等を行っています。本当に2019年まではこのような世界がくるとは夢にも思っていませんでした。

 あまりの時代の速さに自分を見失いそうですが、とにかく前進しかなさそうです。

今週の動画「Blood sampling part 3  採血(その3)」

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