2021年2月17日 11月以来伸び放題だった髪をばっさり切りました。頭が軽くなったのにびっくりです。塵もつもれば、とは言いますが、たかが毛髪もまとまると思いことに気づかされました。 さて、先日、「母牛の膣にへんなものがある!」という稟告で診察した牛がいました。 食欲も良好で診察上の異常はなかったのですが、膣に手を入れてみると10cmくらい手を入れたらすぐに異物に触れました。9時方向に触れたその異物はテニスボール大くらいの お産が近かったこと、臨床上何か悪さをしている物体ではなかったことから分娩後に処置することにしてその日は無処置としました。もちろん、分娩時に子牛の娩出を阻害するようであればすぐに連絡してほしい、と付け加えましたが、結局その後自然分娩で元気な子牛を娩出してくれました。 ということで分娩を終えてしばらくしてから母牛に尾椎麻酔をかけて、外陰部をしっかり洗浄して、吸収糸で腫瘤の根元を結紮して外科峡で切除しました。 一体この物体はなんなのでしょうか。そして、何がきっかけでこのようなものができあがるのでしょうか。新年早々もやついております。もやもやもやもや…。 前の記事 第321話「やっぱり導入チェックは大事④」 | 次の記事 第323話「咳!鼻水!・・・でも治療するべき??」 |