2021年1月5日 新年あけましておめでとうございます。今年は丑年ですね。皆さんが健康に牛さんを育てられるよう今年も一生懸命サポートさせて頂きます。どうぞよろしくお願いします。 さて今回は包帯やテーピング(シール)をテーマにコラムを書いていこうと思います。私がまだ学生時代のとき、獣医さんとして現場で診療しているシーンをよく想像していたのですが、その中でいくつかの疑問が浮上していました。 その疑問の1つが「包帯の種類っていくつあるんだろう?どんな怪我で巻くのだろう?巻き方っていろいろあるのかな?教科書に書いてある湿潤療法って現場でどうやるの?」でした。一方で「この分野は奧が深そうでなんだか楽しそう」といったポジティブな思いもありました。いざ現場に立ってみるとやはり、いろいろな用途に応じて適切な包帯を選択したり、巻き方にも工夫が必要でした。また実践してみるとやっぱりこの分野は奥が深かったです!!(個人的な意見ですが)。 では簡単に包帯の種類について紹介していきますね。少し人間の医療に基づいた情報も参考にしています。大きく分けて5つありました。 ①弾性包帯 詳しい用途などは次回から紹介します。ここで私が包帯を使う上で常日頃から意識していることがあるので紹介しますね。それは「関節の運動を妨げないように包帯をまく」、「巻いた後、長期間放置しない。必要であれば巻き直す」、それから「筋肉を圧迫しすぎないように巻く」ということです。基本はこの考えのもと処置していますが、現場はいろいろなケースに遭遇するため臨機応変に対応できるよう心掛けています。 つづく 前の記事 ブースター効果 | 次の記事 包帯チャンネル その2 |