2020年12月3日 日本政府は農産物戦略重点27品目に和牛をいれています。これから輸出を強化していく意思の表れです。和牛の牛肉の輸出額は2019年に297億円だったものを、2025年には1600億円を目標にしています。あと5年で5.4倍に増やすことになります。輸出先は主に香港、米国、中国となっています。これから「輸出産地」を新しく設定し、国家が集中支援していくことになります。国内で和牛は15産地が2020年度中に設定される模様です。これから牛肉だけでなく、他の日本の農産物は世界を相手に商売をしていく時代に突入していきます。非常にスケールの大きい話ですね。今までは工業製品が主流だったMADE IN JAPANを農産物で世界に広めることになります。小生の勝手な思い込みかもしれませんが、間違いなく日本の農産物は世界No.1だと思っています。半端なくレベルの高いものがたくさんあると思っています。 ・新たな販売方法 今、多くの食肉関連業者が和牛肉保管在庫支援緊急対策事業のもと上記の取り組みを一生懸命してくださっていると思います。最近は以前と比べて牛肉の特売や広告のチラシをよく見ます。令和4年度までに何とかいろいろな体制が整うようになりたいですね。 今週の動画 「Useful items Part 3 便利なアイテム(その3)」 前の記事 第644話:消費あれこれ | 次の記事 第646話:目標を定める |