2020年11月10日 趣味ではじめた筋トレですが、休日前夜に追い込みをかけるので翌朝は筋肉痛の地獄を味わいます。早朝は寒いので布団から出たくないという方がいると思いますが、私の場合は筋肉痛がきつくて布団から出られません(泣)。せっかくの休日なのに勿体ないなあ~。 さて先日のことですが、久しぶりに雄子牛の臍ヘルニアに出会いました。「臍が腫れている」との稟告だったので、臍帯炎、臍膿瘍、尿膜管遺残、臍ヘルニアなどの疾病をイメージしながら触診しました。その結果、臍ヘルニアで私の指が4本分入る程度の穴(ヘルニア輪)が空いていました。診察結果を農家さんに説明をした後、外科手術をすることに決めました。手術を決断した理由は主に4つあります。 ①健康な牛さんだった。 ②このまま様子をみていても穴が塞がらない。 ③臍ヘルニア以外の臍関連疾患がなかった。 ④牛さんを個別に管理する環境が整っている。 最後に述べた個別管理に関しては獣医師だけでなく農家さんの日常のお仕事にも関係することなので、毎度具体的に給与量を数値で示すなど丁寧に説明するように心掛けています。 さて次回は写真を使いながら、実際の手術の流れを説明しますね。 |