2020年7月29日 そうはいってもやっぱり「出生後6時間以内に初乳はやっぱり飲んでほしい!」 体をゴシゴシ! 子牛の体表についている羊水を除去するのはもちろんですが、このザラザラで子牛の覚醒を促しています。意識が朦朧としていても、タワシでゴシゴシされたら嫌でも「うぎゃー!!」と起きるはずですよね。 母牛が舐めなければ、タオルやブラシなどで人間が代わりに子牛の体表をゴシゴシこすってあげましょう。このゴシゴシ刺激を受け、腸管も少しずつ覚醒し蠕動運動を始めるようになります。 おしりをグリグリ! もちろん、明らかに衰弱している場合は早急に治療する必要がありますので、獣医師に連絡して適切な処置を行ってもらってください。生まれた子牛が衰弱していた場合の対応についていつでも対応できるよう、牧場内で対応マニュアルを作っておくのも良いですね。 つづく 前の記事 第293話「その初乳給与、ちょいとお待ちを!③」 | 次の記事 第295話「その初乳給与、ちょいとお待ちを!⑤」 |