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笹崎直哉のコラム
ツナギを汚さないように意識

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2020年7月28日

 鹿児島はまだまだ雨の日が続いてます。去年より梅雨の時期が長いように思えます。先日大学院の課題をしようと久しぶりにカフェに行きました。そこにちょっとおしゃれなものが売ってあったので帰り際に手に取ってみたら、なんだか急に欲しくなってしまい購入しました。
 

 調べてみたら「ハーバリウム」というものでした。光の加減で色調が変わる面白いアイテムです。新たな発見でした。
 
 
 今回のコラムはテーマがいつもと違いますが、箸休めとして読んでもらえれば幸いです。

 「ツナギを汚さないように診療しような」

 これは入社したばかりの頃社長によく言われていました。診療をすればするほど、ふとしたときこの言葉が頭をよぎります。基本的なことかもしれませんが、実は衛生面を考えればとても重要なことです。

 ・牛さんを捕まえたり、近くを通るときはゆっくりと驚かせないようにする
 ・牛さんの保定は無駄なく、きっちり
 ・毎回ゴム手袋をして診察する
 ・長靴は裏まで丁寧に洗うこと
 ・難産介助はカッパやアームカバーを装着
 ・直腸検査では手袋がズレないように輪ゴムやヘアゴムで固定する
 ・イレギュラーなことが発生しても、落ち着いて対応する

 私の個人的な意見ですが、上記のことを着実に実行できればすればツナギを汚すリスクをなくせると考えています。

「ツナギを汚さない」= 衛生面に気をつけて診療できている&落ち着いて行動できている

と言い換えることができますね。そう考えれば、この言葉はとっても奥が深いですよね。今後も雨天が続きますが、ツナギ汚さず気持ちよく診療できるよう頑張ります。

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