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第618話:獣医師人数雑感 その1

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2020年5月14日

 最近毎日家で作った「焼き芋」ばかり食べています。昼飯は「芋」ばかりです。様々な種類の「焼き芋」を食べています。意外にもねっとりした甘みの強いものよりも甘みが少なくボソボソしたものの方が小生にとって飽きはこなくていいですね。
 
 令和元年11月25日に農林水産省から「獣医師の届出状況」の発表がありました。少し時間がたっていますが、獣医師の人数の動きを今回から紹介してみようと思います。

 最初に獣医師全体の届出人数ですが、平成30年は39,710人という結果です。前回の調査では38,985人だったので、725人の増加になります。今回はいつも気になっていた産業動物診療獣医師の人数が4,335人となり、前回の4,270人から65人増えています。これは平成20年から平成28年まで毎回減り続けていたので、約10年ぶりに上昇に転じていることになります。少し流れが変わってきたのかもしれませんね。公務員は9,416人で66人の増、小動物診療は15,774人で444人増になります。やはり小動物臨床に進む獣医さんは多いですね。今回は獣医師が全体で725人増えているので、産業動物、公務員、小動物、その他、獣医事に従事しない者のすべてで人数が増加しています。

 産業動物診療獣医師の人数と小動物診療獣医師を比べてみると、小動物臨床獣医師は産業動物臨床獣医師とくらべて3.63倍人数が多い計算になります。前回の調査では3.59倍の違いだったので、差は開いてきています。依然として獣医さんの人数は獣医師全体の39.7%を占める小動物臨床の世界が中心となっていますね~。

 ただ、このような世の中だと本当に必要な人数をしっかりと予測することは難しそうですね。獣医師の各部門の適正人数は果たしてどのくらいになるのか?今現在ではなく1年後、2年後、3年後、10年後と未来のことも考えなくてはいけません。しかし、はっきり言ってわかりません。アメリカなど先日恐ろしい失業者の報告がでていました。2020年4月の非農業部門雇用者数が-2,050万人って、もう小生の理解を超えています。小生の住んでいる出水市の人口は大体53,000人ですよ・・・。失業率14.7%など「はあ??」という感じです。3月の-70.1万人から1ヶ月で1,980万人雇用者が減るって・・・。アメリカの獣医さんはどうなっているのでしょう・・・・。

今週の動画
「 経口投与 その2 Oral administration ver. 2 」

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