2020年5月8日 前回の続きです(前回のお話しはこちらから)。 預貯金の切り崩し、あるいは借り入れによる準備、色々あるかと思いますが、ここでは、2つ、今回のコロナ禍で無利息、無担保での資金及び猶予制度をご紹介します。 まず1つ目は 「農林水産事業」「農林漁業セーフティネット資金」です。 措置内容として、①金利負担軽減措置、公益財団法人農林水産長期金融協会が借入者に利子助成することで、融資当初5年間の実質無利子となります。 ②実質無担保措置 実質無担保(※)となります。(※)担保は融資対象物件に限る貸付け 詳しい内容については、各地の日本政策金融公庫の支店にお問い合わせください。 なお、新聞等で発表されている融資の制度で一般の企業の場合利用できる制度は、日本政策金融公庫の国民生活事業新型コロナウィルス感染症特別貸付及び特別利子補給制度です。こちらは、最近1か月間の売上高が、前年又は前々年の同期と比較して、5%以上減少した場合が対象で、当初3年間は基準金利(1.36%)-0.9%=0.46%の金利に、特別利子補給制度で残りの金利分0.46%を3年間補給してくれる制度ですが、農林水産事業の融資より、2年無利子期間が短いです。 その他、各県独自の融資や補填等があるかと思いますので、情報を確認ください。(つづく) ゲスト(匿名希望さん) 前の記事 新型コロナウィルスで手持ち資金を考える。(その1) | 次の記事 新型コロナウィルスで手持ち資金を考える。(その3) |