(有)シェパード[中央家畜診療所]がおくる松本大策のサイト
蓮沼浩のコラム
第613話:Check その2

コラム一覧に戻る

2020年4月9日

 子供二人と座禅を組むことを日課にしています。わずか10分ですが、なかなか良いものです。
 
 
 「国家」がcovid-19対策で取り組んだPlanに対するCheck。小生はどこを見ようと考えているのか?いろいろと現在進行形で進んでいる大きなポイントにも注目しないといけないと思っているのですが、一番わかりやすいのはちょっと縁起が悪いですが年間の呼吸器系疾患の死亡者数の変化です。

 全国から集まる膨大な情報を集計しなくてはいけないことから、発表はすぐにはされません。年間の調査結果になると、調査年の翌年の約半年後に発表されます。令和2年のデータであれば、令和3年の6月ごろになります(その頃の日本と世界はどのような状況になっているのでしょう?)。もちろん途中経過の報告もあるのですが、それもやはり調査月の半年近く後になります。「国家」の中枢はもちろん最新の情報をリアルタイムでいろいろ持っていると思いますが、小生は知ることはできません。

 では早速ちょっと古いですが平成29年と30年の結果を下の表に出しておくので、日本の現状をまずは把握しておきましょう。


 
 どうでしょうか。年間の呼吸器系疾患の死亡者数は少ないと思われましたか?それとも多いと思われましたか?おそらく令和2年の報告ではcovid-19もしくは新型コロナウイルスという項目ができているかもしれません。検査ができていない場合は肺炎とお医者さんに診断される事例が多いと思います。肺炎の死亡者数には特に注目です。

 このような結果を後になってから見ても果たしていかがなものかという感じはしますが、今「国家」が行っているPlanがどのような結果を出すのか1年以上後になるのですが、しっかりとみてみたいと思います。ちなみにほかにも超重要なチェック項目がありますが、獣医師の小生はひとまず病気の項目にだけ注目します。

今週の動画
 「 徳利結び(Clove hitch) 」

|