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パイプライン式の自動給餌機は大変便利なものです。しかしどんな機械もメンテナンスを怠ると、本来の機能を発揮できません。それどころか、考えもしなかったトラブルを引き起こすことがあるのです。 パイプライン式の自動給餌機には飼槽の前に計量タンク(リザーブタンク)がついていますが、この箱の中を覗いてみましょう。しばらく掃除していないと、ホコリや固まった飼料の中にウジや虫がうじゃうじゃと棲みついています。このホコリにはカビも生えていますしバイ菌だっていっぱいです。このホコリの中でうごめく虫たちのビデオもいつか公開しますね。 どんなによい飼料を選んで給与していても、給餌機の中で傷んでしまったり、カビ毒などが混じり込んでしまったらなんにもなりません。 年に1〜2回、できれば梅雨前にも清掃しておきましょう。もう一回は、大晦日の大掃除を兼ねてのすす払いですね。飼料の性能を精一杯引き出すにも、こういうちょっとした気配りがかかせないのです。
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