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原田みずきのコラム
マニュアル作成

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2020年3月6日

早いものでもう3月に突入しました。だんだんと日が長くなり、田んぼのあぜ道には菜の花が咲き乱れ、牛舎の堆肥からはハエが湧き出てきました。もうすぐ春ですね。
そろそろ鶴も帰る時期です。日本最大の鶴の渡来地である出水は、その辺の田んぼで普通に鶴を見かけます。

こちらに来たばかりの頃は、往診中に鶴を見かけるとテンションが上がっていましたが、今ではなんとも思わなくなりました。鹿や雉と違って道路に飛び出してこないので、鶴はお利口さんです。
 
 
すこし前から事務作業の合間にマニュアルを作成しています。帝王切開や尿道バイパス手術など、外科処置のマニュアルは歴代の先輩方が作ってくれているので、私は解剖や特殊な検査など、比較的地味(?)な手技についてのマニュアルを作っています。

診療技術は現場で先輩に教えてもらったり、自分で挑戦してみたりと実技で身につけるのが一番良いのですが、オペや特殊な処置、検査などは毎日あるわけではないので、全く経験がないまま年月だけ過ぎてしまうことも多くあります。
それを補ってくれるのがマニュアルです。実際に経験できなくてもマニュアルを読んでイメージトレーニングすることができますし、手技が合っているのか不安になったときに読み返すことができます。

これから入ってくる(はず)の後輩のためにも、自分の知識整理のためにもなるので何ヶ月か前から作り始めたのですが、最近全く進んでいません。根がぐうたらなので、遅くまで残業して作るくらいなら、さっさと帰ってお布団に入りたいのです。
明日こそは・・・明日こそは本気を出します・・・。

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