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第605話:オーストラリア肉牛産業事情視察 その11 |
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2020年2月13日
はやく新型コロナウイルスが終息してくれると良いのですが・・・。ワクチンのないウイルス性疾患は家畜もですが、本当に厄介です。
オーストラリアには、畜産以外でも興味深かったことがかなりありましたので、今回ちょっと紹介してみますね。
≪ 刺青(タトゥー) ≫
オーストラリアではとにかく非常に多くの人が、普通に刺青(タトゥー)を入れているのでびっくりしました。本当に男性から女性まで刺青をいれている人をいたるところで頻繁に見ました。都会も田舎も関係なくあちこちで見かけたので、かなりの割合で刺青をいれている人はいるのではないでしょうか。刺青をいれるお店も普通にゴールドコーストの中心地にありますし、どうも日本とは刺青に対する認識が違うようです。ファッション感覚で刺青をいれているように思えますが、どうしても小生は違和感をもってしまいました。文化が違うと言えばそうなのですが・・・・。ゴッツイ拳銃ぶら下げた婦人警察官の腕に刺青がビッシリ入っている姿をみた時にはさすがに目が点です。「え、え~~~と、あなたは婦人警察官ですよね???」写真を撮ろうと思いましたがビビッてできませんでした。

ここから刺青ビッシリの婦人警察官が出てきました。ここは「組」ではなく、警察署ですよね・・・(汗)
≪ 日本車 ≫
オーストラリアでは、いたるところに日本車が走り回っています。滅茶苦茶多いです。トヨタ、ホンダ、スズキ、いすゞ、日産、スバルなど日本で見る車が大量にあります。ベンツ、フォード、ボルボ、BMWなどもありましたが、日本車が圧倒的に多いと感じました。車は右ハンドルでなおかつ左車線を走るので日本と変わりません。景色は全然違いますが、走っている車だけ見ると日本かと錯覚します。駐車場も日本車だらけ。オーストラリアは日本の車メーカーにとって超お得意様ですね。ちょっと意外だったのは、オーストラリアにも自動車メーカーがあったことです。小生の勉強不足でした。「ホールデン」というライオンのマークがついたオーストラリア車がありました。ただし、そこまで走っている台数は多くないように感じました。

日本車がいっぱいあります!

これがオーストラリアの車メーカー、ホールデンのマークです。
≪ ジャカランダ ≫
オーストラリアの町できれいな紫色の花が咲いている木をよく見かけました。この木は「ジャカランダ」と言われている木で、オーストラリアでは春になると一斉にきれいな紫色の花が咲きます。みなさんこの花が咲くのを心待ちにしているそうです。色は違いますが日本の桜の木のような感じです。ちなみに今回の視察で訪れたトゥーンバという町はガーデン・シティーと言われており、どの家庭もきれいな庭があります。とても綺麗な街並みでした。日本の大阪にある高槻市とは姉妹都市となっているそうです。シーズンになると各家庭が庭に花を沢山咲かせて町中が花だらけになるようなので、是非チャンスがあったら見てみたいですね。

ジャカランダの木です。きれいな紫の花が沢山咲きます。日本の桜のような感じでした。
今週の動画
「 牛の各部位の名称 The name of each part of a cow 」
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