2019年10月23日 ハロウィンが近づいています。まさか、農場内でも準備が進んでいるとは…驚きです(笑)。 今回も薬品の説明書をもう少しみてみることにします。まだまだ重要な情報が書かれています。 たとえばネオアスだと と書いてあります。これを守らないと製品が廃棄になりますので、ここを見ない畜産関係者はいないです。ただ、普段あまり使わない薬剤だと、この数字の記憶はあやふやになりますので、少しでも不安を感じたら必ず薬剤の説明書を確認するようにしてください。ちなみにシェパードでは笹崎獣医師の力作である薬剤一覧が活躍しており、「あれ?あの薬の出荷規制何日だったっけ?」と冷や汗がでてもすぐに確認できるようになっています。 投与量はどうでしょう。ネオアスのように「1kgあたり〇ml」と書いてあれば分かりやすいのですが、ときおり「1kgあたり成分として〇mg」というような書き方をしていることがあります。この場合は算数の時間のはじまりです。 今回は懸濁水性プロカインペニシリンGを例に考えてみます。 目の前に牛に一体どれくらいの量を注射すればよいのか。算数の時間のはじまりです。 つづく 前の記事 第256話「たまには表示を見てみよう②~ゲゲゲ!劇薬!?その2~」 | 次の記事 第258話「たまには表示を見てみよう④~算数の時間です②~」 |